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28/35Ti用両吊り金具
ニコン28Ti/35Tiはリストストラップ仕様となっていて、携帯に不便を感じているユーザーも多いようです。そんなユーザーのお一人、Mamoru Fujishiroさんが両吊り用の金具を自作されました。なかなかガッチリした作りで実用的なのでご紹介いたします。応用すれば縦吊り金具もできそうです。
以下、作り方などはMamoru Fujishiroさんのメールから引用させていただきます。
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今日は、いつもお世話になっております、Mamoru Fujishiroです。
僭越ながら、28Ti,35TI,用のストラップ取り付け金具ができましたので その画像を送らせていただきます。よろしくお願いします。
画像を御覧いただけばお分かりのように、単なるコの字型のものです。
材質は2ミリのアルミ板に表側に黒色、カメラと接する内側にグレーの革を貼ってあります。特に内側はある程度の摩擦係数を期待して豚革スウェードを貼りました。ストラップ取り付け金具はホームセンターにて購入した、お風呂の排水口用に取り付けるチェーン金具です。
現物合わせで作りましたのでちょっときついですが、その分ぴったりで気に入っています。


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制作方法編 |
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材 料 |
| ・2ミリ厚×30ミリ巾×300ミリ長さ位のアルミ板 ・風呂の水抜き穴のふた用のチェーン金具 ・ストラップ取り付けリング ・お好みのストラップ ・三脚穴用ネジ ・両面接着テープ ・アロンアルファ ・革用ポンチ(5ミリ径) |
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材料について |
| アルミ板は規格サイズで、200×300位のものが大きなホームセンターの材料売り場にはたいがい置いてあり、カット工作室(併設されている)に持ち込んで切ってもらう。ワンカット200円くらい。 チェーン金具もホームセンターの水道用品売り場にあり。ストラップ取り付けリング、ストラップ、三脚穴用ネジはカメラ用品売り場にいろいろと揃っている。三脚穴用ネジの長さは中という表示のもの。 |
作成順序
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1. |
カメラ本体の底、脇部分に革を巻き付け、外側からアルミ板を当ててセロテープで仮止めする。カメラを傷がつかない物の上に天地逆に置いて、アルミ板をカメラの形状にそって軽く折り曲げる。カメラをはずし、アルミ板を万力にはさみ、折ぐせ部分を直角に折り曲げる。 |
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2. |
立ち上がり部分にストラップ取り付け金具を接着するので、好みの位置の寸法を取って長さを切りそろえる。カットは万力にはさんで金ノコでカットし、やすりで面取りをする。 |
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3. |
カメラの三脚穴の位置の寸法を取って、底部分に穴をあけ、同じくやすりで面取りをする。この穴の直径は8ミリ。三脚取り付け用ネジの直径はこれよりも細いが、革があるので、はずれて落ちることはない。 |
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4. |
両側の立ち上がり部分の、どの位置にストラップ取り付け金具を接着するか考えて印をつける。コンパクトカメラの場合はレンズ重量を計算する必要はないので、大体まん中に接着すればよく、首から下げた時にカメラがおじぎをする心配はない。 |
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5. |
風呂の水抜き穴のふた用のチェーン金具から余分な物をはずし、ネジ部分を切断してやすりをかけておく。金属の地色が出るまでメッキを剥がした方が接着力が強くなる。 |
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6. |
4.の印のところに取り付け金具をアロンアルファで接着し、しばらく放置しておく。できれば万力にはさんでおいた方がより強固に接着する。乾くまでに革を準備する。 |
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7. |
革は外側部分から張り付けるが、アルミ板よりも周囲を7ミリ多くカットしておく。 カットされた革に、アルミ板の立ち上がり部分の一方の取り付け金具用に、5ミリのポンチ穴をあける。アルミ板ではなく革に両面接着テープを貼り、まずポンチ穴の部分を金具にとおしてそちら側の立ち上がり部分を接着する。金具の直径は5ミリ以上あるので、革をのばしながらはめ込んでいき、取り付け金具のハカマ部分まできちんと押し込む。 |
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8. |
次に底部分を若干革をのばしながら、しわができないように接着していく。反対側の立ち上がり部分にきたら軽く接着させたまま、そちら側の取り付け金具の位置をマーキングして、一旦その部分の革だけ剥がす。マーキング位置よりも2〜3ミリ内側(底部分方向)に5ミリポンチ穴をあけ、底に取り付け金具が入るように革をのばしながら接着していく。ここまではアルミ板の内側に革を巻き込んでの接着はしない。 |
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9. |
アルミ板の周囲にヒラヒラ余っている革を巻き込み接着していく順序は、まず直角部分からしわができないように接着し、順次ぐるりを巻き込み接着していく。立ち上がり水平部分と垂直部分の革は両方のテープどうしを接着させ、45度の角度になるようにつまんでしっかり革どうしを接着してしまう。 |
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10. |
ぐるりが接着できたら、先ほどの角のつまんだ部分のいらない革を、良くきれるカッターで アルミ板の面に平行にそぎ切りの要領でカットする。カットした後軽くたたいて馴染ませる。 木づちやゴムハンマーが良い。 |
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11. |
内側に貼る革は、アルミ板の巾よりも若干狭く26〜7ミリ巾で用意する。こちらも革の方に 両面接着テープを貼り、底と立ち上がり部分の直角になっているところから貼りはじめていく。 先ほどの45度でつまんでカットしたところも少し内側に入る寸法でカットする。 全部きれいに貼り終えたら、もう一度全体をたたいて革を馴染ませる。 |
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12. |
三脚穴部分を両側から押さえると穴の位置が分かるので、そこに5ミリポンチ穴をあける。 |
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13. |
全体を馴染ませる場合、取り付け金具についているハカマ部分の際まで、革をのばしてやる 必要があるが、その時には焼き鳥の竹串をあまり鋭くせずに、半球状に削った物で押し込んで いくようにするとうまくいく。 |
以上、みなさんがんばって下さい。御質問があれば直接メールしてくださればお答えします。
なお、上記の寸法はNikon 28Tiの寸法ですので、機種が違う場合は寸法を取り直してください。
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なお、メールはこちらまで。Mamoru Fujishiroさん
webmaster T-shirtsshop
F+
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Mamoru Fujishiroさん、ありがとうございました。表裏ともに革が貼ってあるなど、なかなか凝ってますね。ピッタリはまってとても手作りとは思えない感じです(^_^)
TVSやT2など重めのカメラで同様のお悩みを抱えた方も十分応用が利くと思います。
それにしても、これだけ愛情を注いでもらえば28Tiも本望でしょう。
1999/6/3
続いて製作レポート編をメールしていただきましたので、上に追加いたしました。重ね重ね、ありがとうございます<(_ _)>